映画『ムーンライズ・キングダム』を観た日、あまりにも衝撃的で面白くて
夜中の2時であるにも関わらず、もう一度観たくなりました。
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1965年、ニューイングランド沖にある小さな島で、12歳のサムはボーイスカウトのキャンプから脱走する。1年前、島の教会でサムは同い歳のスージーと出会い、恋に落ちた。それから1年に渡る手紙のやりとりを通して密かに駆け落ちの計画を練っていたのだ。落ち合った2人は、手つかずの自然が残る入り江を目指す。一方、2人がいなくなった事に気づいた大人たちは大慌て!ボーイスカウトのウォード隊長、シャープ警部、そしてスージーの両親は、2人を追いかけるが・・・。果たして二人の“愛の逃避行”の行方は?そして、やっきになって2人を引き離そうとしていた大人たちは?
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配色、ユーモラスなセリフとキャラクター、衣装、舞台装置…完全に心を奪われてしまったのです。
1965年ロードアイランド州の小さな島で出会った、12歳の少年少女が見る世界を
真空パックして心に保存しておきたいと思いました。
そんな衝撃から数日後、アトリエに届いた小包を開けるとiPhoneケースが。
「これ、ポチャオのかしら?」と思ってよーく見てみると、そこには
あの日、映画を観た後に描いた落書きがしっかりとデザインされているのです。
「記憶にない記憶になんかない。。。ポヨポヨ。。。」とポチャオ。
スタジオペケペケ30歳。だいぶ大人になってしまったけれど
いつでも小さなボートで海に漕ぎ出したいと思っています。
そう、12歳の少年少女の様に。