鹿児島人も知らない?!かき氷『しろくま』の真実

やましょくんと白熊
鹿児島はGW過ぎたら夏。山形屋食堂では既に4月から「白くま」メニューが始まっています。
近頃は全国のコンビニで販売されている白くまですが、なぜかき氷の事を「白くま」と呼ぶ様になったのでしょう?これには2つの有力な説がある様です。

【白くま発祥説 その1】 練乳の缶に白熊が描いてあったから
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85年程前、綿屋が夏の副業としてかき氷屋の販売を開始。店の新メニューとして、練乳をかけたかき氷を考案した際練乳の缶に描かれた白熊の絵からヒントを得て「白くま」とネーミングした所、バカ売れしたという説。
ちなみに、セイカ食品は「氷のお中元」と題して毎年1700キロ相当の氷を平川動物園のホッキョクグマにプレゼントしており、ホッキョクグマが氷で遊ぶ姿が夏の風物詩となっています。
セイカ食品

【白くま発祥説 その2】 上から見た顔が白熊に似ているから
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1の説から15年後、喫茶店「むじゃき」がミルクシロップをかけたかき氷を考案。かき氷を豪華に見せる為に、寒天、フルーツ、豆などで色鮮やか盛り付けて出したところ巷で大評判に。上から見た姿が白熊に似ていることから「白くま」と命名したという説。その頃から、山形屋食堂で「やきそば」を食べた後、むじゃきで「白くま」を食べるのが一般家庭の休日定番コースになったという。一見アンバランスな組み合わせですが多くの人の思い出の中に、やきそば&白くまの味が刻まれている事と思います。
むじゃき

山形屋食堂
これを踏まえて、「白くま」=「練乳かミルクシロップを掛けフルーツなどを盛り付けた、ちょっと豪華なかき氷」という所で落ちつきそうですが、さすがは南国鹿児島。「黒クマ・赤クマ・黄クマ」などを看板メニューとする店も出現してきました。
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・黒熊→白熊の練乳に黒糖や珈琲をミックスしたもの。鹿屋市にある老舗洋食店エルムでは練乳にチョコシロップをミックスしているのだとか。
・赤熊→ドラゴンフルーツピューレをベースにしたシロップを掛けたもの。奄美の里内にあるレストラン花ん華では高級果実として知られるドラゴンフルーツの果肉を、これでもか!という程に盛り付けている。
・黄熊→白熊にマンゴーソースをたっぷり掛けたもの。カフェ彼女の家の黄熊はマンゴーとバナナの果肉でとにかく高さを出している事が特徴。ちなみに最近のキラキラネーム「黄熊=ぷう」が話題になる前から定番メニュー。
kuma3白熊・黒熊・赤熊・黄熊まであって、なぜ緑熊は無いのか。動物園などで飼育されているホッキョクグマの体毛に汚れが入り込むことで黄色っぽく変色したり、藻が発生し緑みがかかった色になってしまう状態を俗に「ミドリグマ」とも言うそうで、食品のネーミングとしてのイメージが良くないから。というのが理由の1つではないかと考えてます。
抹茶を使用した「抹茶白くま」は存在していますが、あえて緑熊とは呼ばない様ですね。
山形屋食堂
日本に初めてホッキョクグマが来たのは明治35年。かれこれ100年以上も日本で飼育され続けている事に驚き、こんな暑い所で生きていてくれて有難う〜!と思わず感謝したくなります。
梅雨が明けると、いよい夏到来!ホッキョクグマがいる日本最南端の県に住んでるからには、どちらの”シロクマ”も愛していきたいなと思うのでした。

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